開場18;30に着いたら、なんじゃ、なんじゃ、もうほぼ満員ではあ―りませんか…?なんでー。 チラシと違うじゃん。。なんでー

ともかくざわついている会場を入りひと眺め、何とテレビカメラ2台がででーーんと後部座席に、でも其れだけでは無さそうで、まだ腑に落ちないでいると、舞台では、クロースアップが始まったので、メモを取り出したら先程の疑問の事等ころっと忘れてしまった。 今回も秋田県の高校生のクロースアップで、、トークもユニークで「カードを忍者に見立てて、消えたり、代わったり、移ったり、変化したり」と中々の腕前でした。いよいよ 司会の七尾さんの登場でテレビカメラの件も判明し(フジ、日テレが岡井君の収録に来ていた。)

第2回が開演した。トップバッターはペルさん、 私この女性マジッシャンは始めて拝見するので、今夜の注目株なになに、普段の営業はお話マジックが主流で、 追っかけがいる位の人気者だそうです。ワンステージはバラの花をふんだんに使ったサイレントアクト、もう少し見せて欲しかったが、 2部も出演との事なので辛抱辛抱若くてキャピキャピしていていいなーーー。

二人目は岡井泰彦さん、この人が噂の高校三年生。一週間位前にも東京新聞に五段抜きででかでかと載ってました、ツーステージするらしく、1部で演じた彼のゾンビは玉に術者が操られる演出で随所に見せ場を作り面白かった。

愛果さん、色々なコンテストに度々チャレンジしているので、顔を拝見すればご存知の方も多いと思われます、私も海外のコンテストでも一緒になっているしホテルも一緒だった。「意味深でしょう」「笑」現在は大阪のレストランにて出演しているとのこと、ステッキから鳩を出したり、リングをしたり、以前より観客に一歩前に踏み出してアピールするようになり、お上手になったと思う。演技中に見せる笑顔より、花束を貰った時の笑顔が本物だとおもった。

1部トリはフジテレビアナウンサー

牧原俊幸さん、流石、部門は違っても、人前に出ことはおてのものなのでソフトな感じのマジックは見ていて肩がこらない、 特に「骸骨」昔、塚田晴夫師の十八番「おはこ」を思い出しました。(すみません古い話で…)
でも今、これは販売されていないと思うので、懐かしく拝見しました

又、お皿のマジックは「見た。覚えた。出来る」お土産マジックの様で楽しめました。
後日、100円ショップでお皿を購入練習してみたら案外難しかった。
一部が終わり休憩です。

2部

七尾秀和さんの漫談  続いて2部トップバッターは注目の岡井君、 ストックホルムFISM大会にコンテスタントとして選ばれているし、 その手順の演技なので興味津々得意のカードマニピュレーション、今回は一回り大きなジャンボカードを取り入れ手順の中での和傘の取り出しの場所も変わっていた。彼は日々変化している感じがする。 FISMが楽しみだ。

ペル お得意のお話マジック。得意なだけに生き生きしているのが素敵で話し方に嫌味がない。 アクトとアクトの間にトークマジックを入れマジッシャンは多いが、数少ないトーク主体のマジック、牛乳パックの色変わりのお話には負けました。 また拝見したい。

第2回公演の最後は

北見マキ師 至芸の「妖面」の演技。 何回拝見しても見ている個々の観客が日本人が持っている特異な幻想の世界を思い描けるのがいいですね。
観客がマジックを見て自分の物語を作れる。素晴らしいことです。
今回、公演を見て自分に言い聞かせたことは演者は演者に適した言葉使いがあるのでは無いだろうかと…感じた。

演者は観客に好意を持たれる。
ある意味では最低条件で、幾らテクニックが有っても観客に好意を持たれなければ、いけないのではないかと…思う


若年層にありがちな落とし穴のようなな気がする、其れこそ先輩が指摘し指導するところに人材育成事業としての価値が生まれてくると思う。

しかし、この風姿花伝のお客は今までの定例公演とは違い、客層がバライティーに富んでいて客受けが全然違う。
演者も楽しいと思う。
帰りにスタッフの一人、藤本明義さんに聞いたら、午前中から手伝いに来て舞台を作るらしい (基本的に何も無い平場の舞台を借りた者が舞台を作ることらしい)どうりでマジックが見やすい、やり易い舞台になっていると思いました。

来月が楽しみです。

                                              だるま。